江戸川区の「ものづくり」に触れてきました!
~ 産業ときめきフェア in EDOGAWA 2022.11.18-19 ~
江戸川区では、金属加工・繊維工業・印刷関連などの製造業が狭い地域に集結して、区内産業の基盤を担っています。
昨今の国際化や高度情報化、高齢化や事業継承の問題など、抱える悩みは私たち墨田区と同じだと感じています。
●東京都めっき工業組合のブースにて
メッキ業界では、環境対策や原材料の価格高騰などが問題視されているとのこと。
これらは鍍金業界のみならず、私たち金属加工業にとっても大きな問題です。
今回は、同じ問題を鍍金業界からみた考え方、取り組みなどを伺ってきました。
また、大量ロットのみでなく、近頃お問い合わせの多い少量ロットへの対応や、外観や防錆目的だけでない、摺動性・離型性・ハレーションなどの機能面といった視点でもお話を伺うことができました。
●金属雑貨製造(切断、切り込み、ロー付け)のブースにて
弊社と同業種であるこちらに立ち寄らないわけにはいきません。
テクノロジーの進化した現在、「手作業」と「機械など」を使用した作業によって考え方が大きく変わってくるとのこと。
今回お話を伺った企業は、物理的要素の多い製造現場なので高度な加工を行う人的判断・作業を大切にされ、国内アパレル業界からのニーズが高いそうです。
またSDGsの観点から、金属の廃材問題にも注目されていて、廃材で作ったというプレス加工・刻印の技術を使ったかわいいキーホルダーを頂きました!
●甲州の印傳ブースにて
古くからお付き合いをさせて頂いているお客様のブースです。
400年の伝統を誇る印傳の歴史、そしてそのイメージに見合うハンドバック金具を作り上げる。
歴史と近代ものづくりとの融合に努めてきた両者の話は尽きませんでした。
この他にも、いくつかのブースでお話を伺うことができ、今後の取り組み方へのヒントがいくつもあったように感じました。
これをさらなる生産性の向上につなげたいと思います。